KDDIは12月3日、東京都内で「au発表会 for ママ」を開催しました。発表会では、子育て中の女性をターゲットにした新しいAndroidスマートフォン「DIGNO rafre KYV36」を紹介したほか、2015年1月に発売した子ども向けスマートフォン「miraie KYL23」への新機能追加と、新サービス「RealTimes for au」の開始を発表したのです。発表会の冒頭で、執行役員 商品・CS統括本部長の山本泰英氏がKDDI(au)においてのスマートフォン販売の現状について説明しましたた。現在、au全体のスマホ浸透率は56%に達しているとのことで、アーリーマジョリティ層に行き渡り、これからレイトマジョリティ層に普及をしていく段階にあるということです。どこのキャリアもこれからは高齢者をターゲットにするということでしょうか。さまざまなユーザーがいる中で、「選べる自由 au」を体現するために、小学生低学年までの子ども向けには「mamorino」を、小学校高学年向けにはmiraieを、シニア(高齢者)向けには「使いやすいけど、シニアシニアしていない」「BASIO」を投入してきました。これだけ明確に年齢層を分けて機種を絞った戦略をしているのはauだけといってもいいでしょう。ユーザー層に最適化された端末・サービスを周到に用意する中で、「一般的に、子育て世代向けのため」に開発されたスマホがDIGNO rafreということですね。