バッテリーの持ちはPriori3S LTEとZenFone Goが優秀。Priori3S LTEとZenFone Goの2機種が3000mAh以上の大容量バッテリーを搭載しています。他の4機種は2000mAh前後とやや少なめなのですが、これまでのテストの傾向からすると、低価格帯のスマホはCPUの処理性能が抑えられている分省電力で、バッテリー容量が少なくても長時間動作する傾向があるのです。バッテリー持ちのテストはこれまでのテスト記事と同様に、YouTubeの動画の連続再生と静止画の連続表示時間についてテストを実施しました。条件は以下の通りです。
・フル充電の状態で計測開始
・バッテリー残量の確認には「Battery Mix」アプリを使用
・ディスプレイの輝度は中間に統一
・Wi-Fi接続で通信
・GPSはオン、Bluetoothはオフ
・Googleアカウントの同期はオン
・twicca、Twitter、Facebook、Dropboxをインストールしてログイン、Yahoo!アプリをインストール
YouTubeの動画再生テストについては、HDサイズの動画リストを連続再生する形で実施。スピーカー音量はオフにしてバッテリー切れになるまで計測しました。動画再生では、大容量4000mAhバッテリー搭載のPriori3S LTEが、8時間9分と一番長く再生できました。だが、5.5型大画面のZenFone Goも、7時間49分とほぼ同じ時間再生できています。画面サイズの大きさも考えると、6機種のうち動画を一番長く楽しめるのはZenFone Goといっていいでしょう。