“日々長時間使用することの多いスマホですが、一番初めに消耗する部位は「バッテリー」です。スマホに限らず電子機器を利用していれば、バッテリーは必ず書門します。ここではスマホのバッテリーを回復させる「バッテリーリフレッシュ」の方法をご紹介しましょう。
【バッテリーリフレッシュの方法をレクチャー】
バッテリーリフレッシュの方法は以下の通りです。
<1、バッテリーを使い切る>
まずは使用しているスマホのバッテリーを使い切ります。
<2、電源が落ちたら3時間ほど放置する>
バッテリーを0%まで使い切ると当然電源が落ちます。スマホがシャットダウンしたらそのまま3時間ほど放置しましょう。
<3、満充電する>
スマホを3時間放置したら、なるべく触らずに満充電をします。iPhoneであれば充電をした時点で起動に必要な電力が残っていれば勝手に再起動します。
iPhone以外のスマホでは電源は入らないものの、電池の溜まり具合は確認できるので100%になるまで充電しましょう。これでバッテリーリフレッシュは完了です。
【バッテリーリフレッシュの効果とは?】
バッテリーリフレッシュをするとどのような効果があるのでしょうか?バッテリーリフレッシュのメリットについてまとめてみましょう。
<バッテリー劣化を遅くすることが可能>
スマホは常に電源が入っている状態のことが多いでしょう。常に動き続けているよりも、定期的に電源を落ちして休息させた方が電子部品には効果的です。これはバッテリーだけではなく、本体基板にも有効であり、脳部分である基板を休ませることが出来れば、スマホの経年劣化を遅らせることができます。
<温度を下げる>
充電をしているとスマホ本体は熱を持って熱くなります。また充電だけではなく、処理の多いアプリを使用している時や、画面を点灯している時、通信やその他の機能を同時に行う時なども本体基板が熱を持ち、それがバッテリーに熱を与えて劣化がどんどん進んでしまうのです。バッテリーリフレッシュをすることで、スマホ本体の熱を下げて劣化を防げます。
<電池残量の表示が正常になる>
電源を切らずにスマホをずっと使用し続けると、バッテリーの残り表示がどんどん減ることがあります。また充電が早く100%に表示されることがあり、電池残量の表示がおかしくなることも…。電池残量の表示の不具合は、バッテリーが疲弊して起こる可能性が高いです。バッテリーリフレッシュをすると、電池残量の表示がより正確になるでしょう。ただし、劣化が進んでいるバッテリーや基板の場合には、改善が見られない可能性もあるので注意しましょう。
【バッテリーリフレッシュをする際の注意点とは?】
バッテリーリフレッシュをする際の注意点をまとめてみましょう。
<寒い場所・暑い場所ではしない>
バッテリーリフレッシュをする際には、周りの温度も重要です。暑すぎる、寒すぎる環境でのバッテリーリフレッシュはおすすめしません。そのような環境でやると、バッテリーそのものや本体の基板の劣化が進んでしまうことがあるでしょう。iPhoneでは0~35度の環境で使用することを想定して設計されているため、あまりに寒い場所や暑い場所での使用は電子機器にとってダメージが加わりやすいです。
<バッテリーの劣化が激しい場合やストレージがいっぱいの場合、起動できなくなる可能性がある>
バッテリーの劣化が激しい場合や、端末内のストレージ容量がギリギリになっている場合などは、再起動をした時にホーム画面までたどり着かない場合があります。再起動を繰り返す現象が起こり、修理が必要になることもあるでしょう。普段、電源を切ったことがないという場合には、十分に注意が必要です。
<放電した後、長時間の放置は厳禁>
バッテリーリフレッシュでは充電を使い切り3時間ほど放置しますが、この時間が長すぎるのはよくありません。一度放電して、数日~数週間放置してしまうと、元のバッテリーの状態によっては充電ケーブルを繋いでも充電できないケースがあります。また本体を起動するだけの電力が出せなくなることもあるでしょう。”