生活価値観や消費実態を尋ねる『生活者1万人アンケート』(対象:15~79歳の男女)というものを、野村総合研究所が3年ごとに実施しているそう。「インターネット通販の拡大」や「スマートフォンの普及」、「共働き世帯の増加」などの時代背景がある現代…どのようなアンケート結果になったのでしょうか。特徴的だったのは、購入する際に安さよりも利便性を重視する「利便性消費」の割合が増加していたこと。2000年は37パーセントだったのに、2015年には43パーセントという結果になっていたんですよ。例えば、安いけれど遠くにあるスーパーよりも、ちょっと高くても近くにあるスーパーに行くということですね。私も買い物するなら近くのスーパーで済ませてしまいます。時間がもったいないですから。また20代を中心にインターネット通販の利用率も高くなっているそう。20代の利用率はなんと70パーセント超え!全体として見ても、年間の平均利用回数は2009年の11回から2015年は14回になっていました。手元にあるスマートフォンで気軽に買い物ができる時代…若者もわざわざ街に行くよりもインターネットを通じて手軽にショッピングを楽しんでいるのでしょうね。また消費者の情報源としてもスマートフォンの利用率は高くなっています。若者世代を中心として、インターネットやスマートフォンはなくてはならないモノになりつつあるようです。