2015年、デザイン面で「突き抜けたな・・」と久々に感じたのが、シャープが2014年から投入している、フレームレスデザインの「AQUOS CRYSTAL」シリーズです。しかし、2015年の新機種は「AQUOS CRYSTAL 2」がソフトバンクから発売されたのみで、前年ほど盛り上がりませんでした。フレームレスデザインは手にした瞬間「おお!」と思えるほどのインパクトがあるのにもかかわらず、ソフトバンク専用にしておくのはもったいないところです。シャープのハイエンド機は「CRYSTAL」に統一して、ドコモやKDDIでも展開すれば、XperiaやGalaxy、そしてiPhoneをしのぐインパクトを与える可能性があると思います。また、iPhoneとAndroidスマホの大きな違いの1つが、販売サイクルです。iPhoneは年に1回、新機種が登場するのに対して、日本で発売されるAndroidスマホは、年に2回、夏と冬の商戦でモデルチェンジを果たすものが多いです。日本でiPhoneの牙城を崩す最も近い存在といえる「Xperia」について考えてみると。ソニーモバイルはフラッグシップモデルの投入を「年に1回」に変更したかと思いきや、ふたを開けてみれば、2015年は「Xperia Z4」(グローバル版はXperia Z3+)と「Xperia Z5」という2機種が登場しました。開発ペースは落としたくないところですが、コンセプトをしっかりと持った販売戦略が求められるところですね。。