iPhone 6sの代金を2年間支払い終えた後にSIMロックを解除し、格安SIMに乗り換える場合の月額料金を比較してみましょう。以下の表は、auの月額料金と、格安SIMのDMM mobileおよび楽天モバイル(5分かけ放題オプションを契約)の月額料金を比較したものです。なお、iPhone 6sを発売日に分割で購入した場合、割賦の支払いが終わるのは2017年9月となるが、ここでは現在提供されている料金プランのデータ容量と月額料金に基づいて試算しました。割賦支払いを終えた時点でauの月2GBのプランからDMM mobileの月2GBのプランに乗り換えた場合、3年間のコストは22万5700円になります。auで使い続ける場合に比べて、4万6940円の節約になります。ただ、節約額は、iPhone購入180日後に乗り換える場合よりも4万8330円少ないです。月10GBのプランどうしの乗り換えでは、節約額が10万2150円も減ってしまいます。楽天モバイルに乗り換える場合も同様です。auの月2GBのプランから月3.1GBのプランに乗り換えて5分間通話定額オプションを契約した場合、3年間のコストは23万8540円となります。auで使い続けるより3万4100円節約できるが、すぐに乗り換える場合よりも2万9070円少なくなります。割賦支払いの終了後に乗り換えると、すぐに乗り換える場合よりも節約額はおおむね半額前後になることがわかります。