「iPhone SE」の登場は、小さいスマホが好きなユーザーに朗報です。しかし、問題となるのはやはりストレージ容量でしょう。Appleが4型スマートフォンの新モデル「iPhone SE」を発表しました。これまで大型化を続けてきたiPhoneなのですが、片手で扱いやすくポケットへの収まりもよい4型サイズを望む声は数多くありました。特にサイズが大きくなるのを嫌って、4型の「iPhone 5」や「iPhone 5s」を使い続けてきたユーザーにとっては、待望の新モデルと言えるのです。Appleの新しい4型スマホ「iPhone SE」。外観はほとんど「iPhone 5s」と同じデザインなのですが、ローズゴールドのカラーが目新しいところです。iPhone SEは2つのストレージ容量が用意されていて、国内通信キャリアから購入する場合の価格はまだ発表されていません。SIMロックフリーモデルの場合、16GBモデルが5万2800円(税別、以下同)、64GBモデルが6万4800円となっています。中身が4.7型モデルの「iPhone 6s」(8万6800円)とほとんど同じ4型スマートフォンが、5万円強から買えるというのはかなり魅力的に映ります。しかし、「これまでで最もパワフルな4インチのスマートフォン」とAppleが自慢するiPhone SEの性能と機能を存分に味わうには、16GBのストレージではあまりに貧弱です。ここはやはり64GBのモデルしか選択肢はないといってもいいでしょう。