“海外ではすでに多くの方が利用されている格安スマホですが、国内では最近になって格安スマホの存在を知る人が増えてきました。
というのも、最近になってキャリアスマホの契約プラン、スマートフォン本体価格の引き下げが発生し、「格安スマホの影響でこのようになった」ことを多くの人が知ったからです。海外とはちがい日本国内はキャリアスマホ優勢の流れがありました。というのも、高品質なスマートフォンは高い・・・という思い込みがあったからです。
しかし今では、「Huawei、Xiaomi、OPPO、Samsung」など中華スマホ、韓国のスマホが世界的にシェアを拡大しており、その際に、海外では日本国内の半分以下の料金でスマートフォンを持てる、使える事実がどんどんと判明していったのです。
たとえば、OPPOは格安スマホの中でも特に日本国内で売れているのですが、ミドルレンジモデルのスマートフォンでも、3万円台で購入できるスマートフォンが「CPUがsnapdragon6**、RAMが4GB以上、ROMは64GB以上」という状況になっておりますので、日本国内のスマートフォンより格上のスマートフォンが、格安スマホの扱いで販売されているわけです。
この状況を放置していると、日本国内のスマートフォンブランドの人気が失墜してしまうため、最近になって三大キャリアと呼ばれる「docomo、AU、Softbank」が価格の引き下げに応じるようになってきました。
ただし、格安スマホを購入することはよいことづくめ・・・というわけではありません。以下のようなキャリアスマホよりも大きく劣っているポイントもあるので、まずはこちらを理解したうえで格安スマホを購入するか検討しましょう。
まず、格安スマホはキャリアスマホに比べて、「動作性、カメラ性能、防水・防塵の有無、バッテリー容量、おサイフケータイの有無」で劣っていることが多いです。
スマートフォンの動作性とは、たとえばゲームアプリなどを楽しむ際に動きが「カクカクする」ケースを言います。これはRAMと呼ばれるメモリサイズに余裕がないこと、多様なゲームアプリに対応していないために起きる問題です。格安スマホは、そもそもエントリーモデル、ミドルレンジモデルなど、スマートフォンを電話、動画視聴、SNSなどで利用する人に対して開発されているため、ゲーミングスマホのような動作性に問題があります。
そして、カメラ性能についても格安スマホはキャリアスマホに劣るので注意してください。というのも、スマートフォンのパーツの中で特に高いものは「CPU、カメラレンズ」とされているからです。そのため、これら2つのパーツ性能はハイエンドモデルや、キャリアスマホと比較して劣ると思ったほうがよいでしょう。
また、「防水防塵機能はないものが多い」と思ったほうがよいです。理由はカメラ性能と同じで、こちらも研究開発にお金がかかる、もしくは、防水防塵機能のある加工をほどこす際にお金がかかるからです。
バッテリー容量についても同じで、iPhoneシリーズなどでよくみられる「おサイフケータイ機能」についても無いものが多いです。
おサイフケータイ機能の補足となりますが、おサイフケータイ機能が使えない格安スマホでも、「paypay」のようなキャッシュレス決済アプリをインストールする形で、結果としておサイフケータイ機能のような支払いをすることは可能です。なので、こちらに対応していない・・・というだけで、格安スマホの購入を断念する必要はありません。
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